アメリカン・グラフィティ (ジョージ・ルーカス)

pineapple2003-09-05


DVD

あまりに有名。久しぶりに見直す。学生のときこのサントラをよく聞いたなあ。70年代に60年代を振り返って作られた映画を約30年後の2003年にまた見る。うーむ。

ボーナストラックの Making が、もうオッサンになっているドレイファスやロン・ハワードが振り返って話しているのも感慨深い。

ロン・ハワードの 「バニシング in Turbo」見たい。)

「映像とは何だろう」 吉田直哉

pineapple2003-08-31


ISBN:4004308429

いきたNHKの歴史のような方のお話。

最初の手巻きカメラでの創価学会取材やヤクザの賭場の取材の話が一番面白かったです。

最後に「未来への遺産」が出てきて懐かしかった。中学生ぐらいのときに見た覚えがあり、内容はよく覚えていないが、タイトルで白塗りの女性が踊っていたのがインパクトがあった。今のNHKスペシャルとか「未来遺産」とかの源流か?

武満徹の話もでてくる。「新日本紀行」の音楽はこの人だったけ。

「お約束」考現学 (泉麻人)

pineapple2003-08-25


ISBN:4408534412

どうせいつも同じようなことしか書いてないと知りつつ勝手しまうこの人の本。これも、期待を裏切らないいつものパターンでした。

段々、東海林さだおの域に達してきたかも。 (そっちも好きです。)

イエスのビデオ(上)(下)

pineapple2003-06-09

アンドレアス エシュバッハ

ISBN:4150410305

イスラエルの2000年前の遺跡から未来のソニーのビデオカメラの取説発見!そのカメラはどこに!

つかみはいいのですが。

SFだと思って読んだのがいけなかったんですよね。これは、単純な謀略アクションものです。それにしても、前半じらしがもたもたするし、後半は伏線バレバレだし。

ま、きらいじゃないんですが。

ユーザー・イリュージョン

pineapple2003-05-29


トール ノーレットランダーシュ

ISBN:4314009241

本屋さんの心理学の棚にあったので、GUIのデザインの本かとおもいきや.....

すごい本でした。

人間の意識の帯域幅は たったの 40bps!
人間の感覚の帯域幅は 11Mbps!
脳が感覚から意識を作り出すのにかかる遅延時間は 0.5 秒!

物理学、情報理論、哲学、心理学、数学、社会学をクロスオーバーする本です。

(かの「ゲーデルエッシャー・バッハ」にせまるか!)


どうして、この本は話題になっていないのだろう? 本屋で遭遇しなかったらよまなかったにちがいない。 たまには Amazon でなく real本屋さんに行こう。

ロボットの心 7つの哲学物語 

pineapple2003-05-11

柴田正良著 講談社現代新書

ISBN:4061495828

ロボットに「心」はもたせられのか? という話と「心」とは何かという話が AI、脳、哲学の間をジグザグ動きながら進んでいく本。

結論は「できる」。まだ誰も作り方はわからないけれど、できないとはいえない、ということらしい。

各章のはじめにあるSF風のお話がよい。